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2018年11月22日号 |
1981年のイタリアでエットレ・ソットサスが結成したポストモダンムーブメント「メンフィス」の中心人物として、家具や照明、建築まで幅広く活動し、今もミラノを拠点に世界中でエポックメーキングなプロダクト、建築を多く展開しているミケーレ・デ・ルッキ氏をAD WORLD東京ショールームに迎えました。 |
ショールームには、ミケーレ・デ・ルッキ氏がデザインを手がけたフローリング、リストーネ・ジョルダーノ medoc(メドック)のフロアがあります。立木の姿を映したようなフォルムをもつmedocは、大航海時代に造船を材料として支え、またワインの樽として広く使用されたオークの木への敬慕を表現したというストーリーをデ・ルッキ氏が話してくれました。medocの独創的なデザインがアーティスティックな空間を生み出しています。 |
別のフロアに展示しているデ・ルッキデザインによるquadrone(クアドローネ)は、フローリング生産工程で発生する細幅の板を縦横方向にマッチさせることで木目と色に動きを持たせ、いつの時代でも懐かしさと新鮮さをあわせ持つ普遍的なデザインとして秀逸です。自然の素材を無駄なく大切に使う事の大事さも語ってくださいました。東京ショールームで是非ご覧ください。 |
medocは、木の幹が空に向かって伸び、梢が徐々に細くなっていく自然の普遍的な成り立ちからデザインのインスピレーションを得ています。フローリングの2つのピースを組み合わせることによって長方形となり、空間に端正なリズム感を生み出します。年月を経た古材から着想した深みのあるカラーで、表面には伝統的な鋸目の加工を施しており、明かりや角度によって思いがけない陰影を生みます。medocは、ナチュラリスティックな摂理といにしえへの追憶、コンテンポラリーデザインの融合から生まれた革新的なコレクションです。 |
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Michele De Lucchi |
ミケーレ・デ・ルッキ |
イタリアの世界的建築家。フィレンツェの大学で建築を学んだ後、1981年に歴史的デザイングループ「メンフィス」を設立した、ポスト・モダニズムを代表するデザイナーとして知られています。1984年、ミラノに自身のスタジオを設立、建築・インテリア・グラフィック・照明・プロダクトデザインなど幅広いプロジェクトに携わっています。ミラノ工科大学の教授として教鞭を執る傍ら、著名な建築・デザイン誌「ドムス(DOMUS)」の編集長も務めています。歴史と権威あるコンパッソ・ドーロを2度受賞しており、イタリアデザイン界を代表する一人として国際的に活躍しています。 |
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