美しいマーブルグレインと
豊富なカラーバリエーション
AD WORLDオリジナル開発の
サスティナブル素材

環境への配慮
~持続可能なマテリアル~

EW8の素材は計画的に管理された植林地(ニュージーランド)で生育されるラジアータパイン材を使用。一般的な広葉樹(ナラ、タモなど)が建材などの用途に使用できるまで100年以上の年月を要するのに対し、約25~30年で使用可能な太さ(直径20~30cm)になり、このサイクルで計画的に植林されています。

硬さ
~ウッドハードニング技術 ~

ラジアータパイン材はその成長の早さのため、密度は低く柔らかい素材であり、これまでは梱包資材(パレット、木箱)や仮枠材、紙の原料であるパルプ材などの用途にしか使用できませんでした。そこで、材料に木材を硬くする液体(でん粉)を加圧注入し、広葉樹のレベルまで硬くすることで、このラジアータパインの弱点を克服しました。

ラジアータ
パイン
ブラック
ウォールナット
EW8 ホワイトオーク
比重 480 kg 640 kg 670 kg 680 kg
硬さ
(Janka Scale)
820 lbf 1010 lbf 1259 lbf 1380 lbf
比重 硬さ
(Janka Scale)
ラジアータ
パイン
480 kg 820 lbf
ブラック
ウォールナット
640 kg 1010 lbf
EW8 670 kg 1259 lbf
ホワイトオーク 680 kg 1380 lbf


~含浸染色~

ウッドハードニングで使用する液体に同時に色を混ぜることで、広葉樹の持つ幅広い意匠性にも備えることが可能になりました。木材の上から塗装によって着色することとは違い、

  • ・ 芯まで色が入っているため、傷がついても目立ちにくい。
  • ・ 1本の木材の中でも色の入り方が違うため、自然な色むらができる。
  • ・ 集成加工した際は材料1本単位での色のばらつきが少なく、あたかも1枚の板のように見える。(継ぎ目が目立たない)などの特徴があります。
  • ※一般的なナラ集成材のジョイント・
    意匠
  • ※EW8の意匠(縦ジョイントあり)

集成加工
~エンジニアーウッド~

EW8は、意匠性と性能を高めるために、さらに集成加工をおこなっています。木材を細く割き、集成加工することで、木材特有の性質である狂い(ねじれ、反り、曲がり)に対する木の動きを分散させ、安定した形状を保ちます。また、一般的に30~50mmピッチで作られる集成材を、19mmの細かいピッチにすることと、含浸着色の効果もプラスされ、あたかも1枚の柾目板のような意匠性を生み出しています。さらに、縦接ぎ時には水平フィンガージョイントを採用し、縦接ぎの接ぎ目も目立たないように工夫しています。

  • 原木の計画植林と
    枝打ち
  • 伐採した原木から
    ラミナを製材
  • ラミナーに天然の
    澱粉を含浸
  • 含浸済みの
    ラミナを垂直積層
  • 集成材ブロック完成
  • 任意のサイズに
    スライス
scroll up