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2016年8月24日号
このメールはいままでに当社のスタッフが名刺交換をさせていただいたお客様、製品のお問い合わせを下さったお客様、今までにもメールマガジンをご愛読頂いてきたお客様に配信させていただいております。
コーポラティブハウスのリノベーションに、床にはNORDO、壁にはSOULWOODを採用していただきました。空間の持つ時の流れを感じさせるニュアンスある素材として選んでいただきました。
築36年、初期のコーポラティブ型共同住宅の一室をスケルトンからリノベーションした事例です。
リノベーションの計画にあたり、善くも悪くも対峙するのは新旧の「空気」にどう折り合いをつけるか、どう対話するか、その選択です。
特に、一般的な共同住宅より特徴的な要素が多いコーポラティブハウスにおいては、「旧いもの」が存在感強く主張しがちで、「新しいもの」との付き合い方の妙が空間の質を決定すると思いました。
この計画においても、両側の壁を排したことにより現れる鉄骨階段、キッチンの配置を変えたことにより現れる排気ダクト、様々な「旧いもの」が否応無しに存在感を放っていました。
これらと対話するにあたり、あえてアンティーク感を出し、「旧いもの」に取り込まれることにより空間を活かす、あるいは「新しいもの」をつるっとキレイに出現させ新旧の対峙を空間の刺激とする...このいずれでもない、最初から在ったまま、36年かけて自然に風化したかのような質の空間に仕上げたかったという想いがありました。
キッチン側を緩く隠すニレの突板の独立壁、壁/天井の左官仕上げなど、理屈では説明しづらいニュアンスで感覚的に素材を組み立てていきました。
当然、フローリングの選択は求めている空間の質を最も決定つけると思われ、慎重に選択しようと思っていました。
全体の調子としてはくすんでいる、しかし暗く落ち込むのではなく、新しい光も感じたい、そのようなニュアンスが具現化されている素材を探した結果、NORDOシリーズのモハベは、我々が求めていたニュアンスに極く合うと直感的に決定しました。
強めの存在感を出すSOULWOODと、くすんでいながら明るいNORDOのフローリングによりその他の要素は引き締まり、まとめられ、この先もまた何十年と時を経ていく空間の新たなスタートが切れたと思っています。
KRYA倉石山木一級建築士事務所 倉石修氏
【エントランス廻りの様子】SOULWOODを三周に張ったボリュームの中はトイレである桐の天井、アッシュのフローリング、グレーの畳、アルミの引戸等々異素材が混在する中、あえて存在感のある特徴的な木目のボリュームを配し、全体を引き締めるポイントとして使用した。
【プロジェクト】
17ホームズ401号室リノベーション
【住所】
東京都目黒区
【設計】
KRYA倉石山木一級建築士事務所
【施工】
株式会社シグマテック
【使用製品】
SOULWOOD
,
NORDO(MOJAVE)
最近は節少なめのグレー色という要望が増えてきています。それを満たしているのがクラシックグレードのモハベです。ショールームではクラシックグレード(節少なめ)とヴィンテージグレード(節あり)を見比べることが出来ます。また、10月末にはルートのクラシックグレードも入荷予定です。
営業
阿部 大樹
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