2013年5月22日号
このメールはいままでに当社のスタッフが名刺交換をさせていただいたお客様、製品のお問い合わせを下さったお客様、今までにもメールマガジンをご愛読頂いてきたお客様に配信させていただいております。


想像とコンセプトを形にするアーキテクトたちの仕事。
AD WORLD の製品を使って創造されたプロジェクトをシリーズでご紹介します。
Case Study vol.82 傾斜地のまあるい家
都心から郊外に向かって電車で30分、 駅から商店街や細い道の住宅街を歩いて20分、 古い家と新しい家が混じって静かに建っている。
先祖代々、人が住んできた土地に建っている家はどれも上品だ。
生活様式や家族構成の変化に応じて、 老朽化した建物は新しい建物に変わらなくてはいけない。
どんな建物にするかは相当の自由がある。

完成した住宅を拝見した帰り、外から建物をながめていたら、何年か前、阿久悠さんが言っていた言葉を、ふと思い出した。
「実に一銭の得にもならないことだが、人間が守らなければならないのは、うまく生きる術ではなく、自分の値打ちを正確に評価する感性」
建材を納入した業者として、建材の値打ちを正確に評価してくれた設計士さん、施工業者さん、お施主さんの感性に感謝したい。



 

 
写真 : 45g photography 小島純司





竹林と雑木林に囲まれた傾斜地に、下部はRC造、上部は木造で、7レベルにわたる床を構成しながら一体的につながっている住宅です。
麦わらボードの壁と組子天井、ウォールナットフローリングニレの白染色ふき取りクリア仕上げの壁+造作家具など、個性の強い材料を多用させていただきましたが、意外とケンカせず、まとまるものですね。
ケミカルデザイン 奥村俊慈氏


【プロジェクト】 傾斜地のまあるい家
【住所】 千葉県
【設計】 有限会社 ケミカルデザイン 一級建築士事務所
【使用製品】 壁・ドア・組子天井 :ハーベストパネル
壁・造作家具 :SOUL WOOD
床 :コレマ スモール



私の趣味は「道の駅」で野菜を買うことです。
好きな「道の駅」トップ3は、 遠野風の丘いとまん竜王かがみの里

須田 勝之

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