2012年8月28日号
このメールはいままでに当社のスタッフが名刺交換をさせていただいたお客様、製品のお問い合わせを下さったお客様、今までにもメールマガジンをご愛読頂いてきたお客様に配信させていただいております。
「ヨーロッパの
フローリング
はちょっと日本製と違うよね」
「面がとってないからカッコイイんです」
「そのために塗装仕上げをしてからカットしてるんです、日本製は面取り加工をしてから塗装してます」
「突き板が貼ってあるだけだと面がとれないけど、無垢床材は面がとれるから豪華に見える」と言う人がいます。
突き板貼の
フローリング
を作っているのは日本くらいです。 まあ、靴を脱いで
フローリング
を使う国は他に少ないから当然なのですが。
話を戻します。
「ただカッコイイから面がないのだ」と私は思っているのですが、どうしてヨーロッパの
フローリング
は面がないのか、イタリア人に聞いてみました。
答えは、板を床に貼って使い、キズがついたら削る、またキズがついたら削る、を繰り返す。だから、使い込んだ床材には面がないんだそうです。
100年も200年も前の石で出来た家に住んでいる人にとって、新品はカッコわるいものだったのかもしれません。
ファッションもインテリアも、古い物に新しい物を合わせて行く行為を繰り返す。
古くて不便になっていく建物に自分らしさを投影しながら、少しずつ新しい物に替えて行く中から、面なしの床材は生まれてきた・・・という解釈も、私は好きです。
新建築9月号に、「こころシェルター・消防団のいえ」が取り上げられます。
須田 勝之
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