ハーベストパネル施工事例｜ベラコスタ

2012年8月7日号

このメールはいままでに当社のスタッフが名刺交換をさせていただいたお客様、製品のお問い合わせを下さったお客様、今までにもメールマガジンをご愛読頂いてきたお客様に配信させていただいております。

想像とコンセプトを形にするアーキテクトたちの仕事。
AD WORLD の製品を使って創造されたプロジェクトをシリーズでご紹介します。

　「ホテルのレストランに繋がる長い何もない廊下でフローリングを使いたい」とデザイナーさんから相談をもらいました。



		「表情があって、コツコツ上品な歩行音と、しっかりした板の上を歩いている歩行感が必要ですね」「出来れば堅木の幅広で、長くて一本橋みたいなのがいい、ワレがあって補修してある感じでもおもしろいですね」　私の考えにデザイナーさんは、「いいですね」と全面肯定。気づいた時にはもう戻れない雰囲気。でもそんなフローリング見たことない。だから見てみたい。

　工場に電話して、倉庫に何かないかと尋ねたら、「ケヤキの大黒柱を挽いて作れば出来ると思います」と予想外の返事。最大サイズを聞いたら、幅４００の長さ１０mは作れそうとのこと。
「でも、３０年も乾燥してる大黒柱をつぶしていいのかね」と私。
「何十本もあるし、最近あんまり使う建物ないからやってみましょう。きっと凄いのが出来ますよ」と工場。

エレベーター搬入の関係で長さは３mまででしたが、施工会社さんの強力な応援で完成しました。
デザイナーさんのセンスとお施主さんの理解と期待が重なると嬉しいですね。
他にも、クリの床材やハーベストパネルを採用していただきました。

　積層したハーベストパネルを削り出して作ったカウンターには、会長の平澤も驚いていました。


【プロジェクト】	ベラコスタ
【住所】	大阪市
【設計】	株式会社ブラウンバッグ・ラボ
【使用製品】	銘木ケヤキ、ハーベストパネル、キャラクターウッドクリ（アンティーク）

須田勝之

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