3月19日の朝のニュースを見ていたら、「大阪市では、東北地方太平洋沖地震等で被災された人工透析患者及びその家族の方々1000人を受け入れるため、インテックス大阪6号館に一時避難所を開設することになりました。」って、
インテックス大阪は、東京のビッグサイトのような展示会用の建物です。
天井高は10m位あって、広さはすごいのです。
ここで1000人がひとつの部屋で暮らすのは、ちょっと無理があるなあと思っていたら、間仕切りを作って畳を敷くとの発表だったので、すこし安心したのですが、どんな間仕切りかな、紙パイプで 作るのかな、出来れば自然素材がいいな、せめて壁くらいはと考えたら、最適の素材は麦わらで出来たハーベストパネルではないか、それ以外にないと考え、大阪市に電話して、提供を申し出ました。
合板は入手困難ですが、 ハーベストパネルは在庫がありますと伝えてもらって、4日経った22日の昼過ぎに電話が鳴って、「28日の受け入れが決定したので、協力をお願いします」ってことで「はい」と答えたら「36時間後に4x8を3800枚納品して下さい」って、そんなに多いの、在庫はあるけど足りない。どうしようか、日本中にあるハーベストパネルを集めるしかない。最近販売した得意先に全部電話してものを確保、あとはトラックをチャーター、でもガソリンがないって、ああ。
それでもどうにか集まったのが2500枚、これで納まるデザインに変えてもらい無事納品が24日に完了しました。