SOULWOOD オーク・銘木施工事例｜コピス吉祥寺

2010年12月1日号

このメールはいままでに当社のスタッフが名刺交換をさせていただいたお客様、製品のお問い合わせを下さったお客様、今までにもメールマガジンをご愛読頂いてきたお客様に配信させていただいております。

想像とコンセプトを形にするアーキテクチャーたちの仕事。
AD WORLD の製品を使って創造されたプロジェクトたちをシリーズでご紹介します。

今回は、SOULWOODと銘木の耳を使用した施工事例をご紹介します。

【プロジェクト】	コピス吉祥寺
【設計・施工】	株式会社乃村工藝社　片貝敦男氏、薮本幹生氏株式会社ノード　佐藤康晴氏
【使用製品】	SOULWOOD オーク銘木（楢、栃、楡、欅、栓、楓、杉、松、等）

先日オープンしたばかりのコピス吉祥寺。
緑ゆたかな吉祥寺という街ならではのコンセプトで、パブリックスペースにその雑木林を再現しました。斬新な使い方で、イメージから完成に至るまで、とにかくこだわり抜いたデザイナーである株式会社ノード佐藤さんにお話しを伺いました。

3F SOULWOOD

5F　銘木耳

■ご採用のポイントを教えてください。

施設名称コピス（英：coppice）の由来でもある『雑木林・小さな森』のイメージをインテリアに持ち込むため、原木を使用したいと思いました。壁面意匠として大型銘木の使用を考えていましたが、コスト、材料調達面で現実的に難しかった所、代案としてSOULWOODのサンプルを見せて頂いた瞬間、ダイナミックさを表現するにはコレだ！と思い提案しました。耳付きの銘木もサンプルを見させて頂き、イメージにかなり近い物でしたので採用させて頂きました。

■最も注意した点はどこですか？

ナチュラルな空間を目指し、様々な自然樹木をランダムミックスする事で雑木林らしさを出しています。材料選定の際、ショールームや福島の倉庫まで行き、自分たちの目で確かめた物を導入しました。また、商業施設のパブリック通路部分ですので、木の耳で怪我等が起きないように注意して仕上げて頂きました。

■完成した空間をご覧になられた感想はいかがですか？

耳付きの銘木を使用したことで、ナチュラルで趣のある空間をつくることができました。SOULWOODは既製パネルに銘木耳を取り付ける特注品で制作して頂いたのですが、パネルと耳の境目、木質の色合わせがうまく、職人さんの腕が良い事を感じました。ベースパネルの色もオーダー可との事でしたので自然界に存在する濃いブラウン色で指定しました。ダイナミックな質感を身近に感じて頂けると思います。

■お施主様にはご満足頂けましたでしょうか？

多様な樹種を使用したため、通路を歩いた時にバラエティ豊かさを感じられる事、銘木の高級感により、落ち着いたギャラリー空間になったと好評を頂きました。吉祥寺という地に根付くアート性と自然な感じを表現できていると思います。(5F)
銘木に大きなからくり時計を埋め込んだ、作家様の細工展示部分も木のナチュラルな質感が効いて統一感ある環境になりました。以前、外部に設置していたときよりも良くなったと好評です。(3F)

初の試みとなるSOULWOODと銘木耳の融合。
今後もADWORLDでは皆様のご要望、イメージを形にしていきます。お気軽にご相談下さい！

営業担当：阿部大樹

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