セールスマンの私は、クリエーターでない分、他からの影響を受けやすい体質です。
音楽に小説、現代美術に神社仏閣、落語に歌舞伎、何でもいいのです。
なかでも映画は入り込みやすいので、すぐ夢中になります。「おくりびと」を見た私は「おくりびと」ごっこがしたくなってしまったのです。
もちろん私は本木氏の役です。
まあ、誰かを横に寝かして着せ替えや、化粧をするのも楽しいと思うのですが、
家内に言っても相手にしてもらえないので、他の場面にします。
人間が文字をまだ持っていなかった頃、自分の気持ちに似た石を探して相手に送った、
もらった方はその石の感触や重さから相手の心を読み解く、そう、石文の場面です。
主人公の幼少時代と父親の間で「言葉にしなかった想い」を、長い間お互いに想像しあってきたという場面。それを実際にしてみたくなったのです。
そんな訳で、今回はおくりびとごっことして「石文改め木文」を、みんなで集まって真剣にやりましょう。
AD WORLDだから石文じゃなくて、木文です。
選ぶだけじゃなくて、気持ちを込めて磨きましょう。 そして気持ちを込めて磨いた木片を、バレンタインデーに大切な誰かに渡すっていうのはいかがですか?
場所はAD WORLD大阪ショールム、先生は有馬晋平さんです。
大きな気持ちから小さな気持ちまで、たくさん集めてみなさんのお越しを待ってます。 |